2017-01-01から1年間の記事一覧
アトピー性皮膚炎と季節の関係はどうでしょうか。日本では、春三月ごろ発病したり、症状が悪化することが多いようです。前記の太藤先生と上原先生は、数年間、三月に京都市内で集団検診を行い、湿疹の発生頻度を調べました。その結果、表のように、乳児(三’…
二十世紀初めに、アレルギーの基礎的な発見とともにアレルギーの概念が提唱され、その分野の研究が進展しました。クック先生らは、ぜんそくと枯草熱が遺伝的傾向がある病気であることを明らかにし、プラウスニッッ先生とキュストナー先生はぜんそく患者の血…
変皮肉なことですが、現在、アメリカでは和食がブームになっています。なぜ皮肉なのかというと、戦後の食生活を高タンパク・高脂肪に変えたのは、当時、進駐してきたアメリカでした。脂肪や砂糖を大量に摂取することを教えてくれたのもアメリカ軍だったので…
脂肪について、動物性脂肪のみが悪玉であるように誰もが書き、言ってきました。それでは植物性脂肪は未砺当に善玉なのでしょうか。私たちが摂取している脂肪には、飽和脂肪酸,と一価不飽和脂肪酸、そしてリノール酸か唇があります。 飽和脂肪酸と一価不飽和…
ところで、アトピー性皮膚炎が接触アレルギーで引き起こされるとするならば、原因となる物質(抗原)を皮膚に塗ってパッチテストをすると陽性になるはずです。ところが、ザルッバーガー先生が一九三三年に初めてアトピー性皮膚炎を提唱したとき、アトピー性…
アトピーを治すためには、砂糖をシャットアウトしないとダメということはお分かりいただけたと思います。 しかし、食物の中でも砂糖は中毒率が高く、今まで過剰に摂っていた人が急に摂ることをやめると、禁断症状がでてきます。イライラしたり、物事に対して…
糖分はブドウ糖に変化し、脂肪や筋肉に蓄えられます。そしてそれがエネルギーに変換するときには、大量のビタミン日が必要ときれます。ビタミン日はカルシウムを体内に採り入れるために必要になります。ですから糖分の摂りすぎはビタミン日を大量に使うため…
実は、アトピー性皮膚炎に対処するうえで、有力な素材を配合したもう一つのバラ花びら抽出エキスがある。有力な素材とは、腸の環境改善に大きな力を発揮してくれる乳酸菌生産物質である。 アトピー性皮膚炎や花粉症の患者さんで、腸内環境が良好に保たれてい…
善玉菌優勢の腸内環境は、アトピー体質の改善にも効果がある 乳酸菌生産物質は、腸に届いて善玉菌優勢の腸内環境を実現する。そのことで腸内環境が改善され、腸内環境の乱れによるいろいろな症状を軽快に導いてくれる。もちろん、バラ花びら抽出エキスに含ま…
胃などで食べ物が消化された後、腸で分解と吸収が行われる。栄養を摂り入れる最前線であり、身体の内と外の境界線と言うこともできる。侵入してきた細菌やウイルスも、この腸管から体内への侵入を図ろうとする。腸管は身体の免疫の中心であり、腸には免疫の…
「飲む」ことと「塗る」ことを併用すれば、体の内側と外側からアレルギー反応を未然に防ぐことができる。そのことで、アトピー性皮膚炎の患者さんを悩ませる津みを解消する。それが「ダブルブロック法」という画期的なアレルギー反応抑制法、捧みを起こさせ…
アトピー性皮膚炎を改善する道は、まずかゆみを抑えることから始まる。しかし、一度、かゆみが始まってしまうと、そう簡単に消せるものではない。かゆみ対策で一番重要なことは、当たり前のことだが、樺くならないようにすることだ。今まで紹介したバラ花び…
成人型アトピーこそ、「体質改善」の同時実行が絶対に必要これに対し、青年期や成人のアトピー性皮膚炎は、少々厄介だ。「ダブルブロック法」で樺みをシャットアウトし、食習慣や生活習慣を改善してもそう簡単に治るものではない。それだけ免疫のズレが複雑…
長期のステロイド剤使用者は、併用しながら離脱を図っていくアトピー性皮膚炎で治療を受けている人は、医師から処方された薬を使われていると思う。そうした方の中に、この「ダブルブロック法」を並行しても大丈夫なのだろうか、と思われる方がいるに違いな…
アトピー性皮膚炎が治りにくい病気とされる理由の一つに、樺みによる睡眠不足がある。では、なぜ睡眠不足がアトピーを治りにくくするのだろうか。その理由は、睡眠とホルモン分泌の関連にある。ステロイド剤は、副腎皮質ホルモンの一種である糖質コルチコイ…
◎活性酸素がアトピー体質の元凶になる三つの理由活性酸素はガンや生活習慣病でその弊害はつねに指摘されているが、アトピー性皮膚炎を始め、花粉症、あるいは瑞息といったアレルギー疾患にも深く関係している。現実に、アレルギー疾患の患者さんを調べると、…
アトピー性皮膚炎の患者さんの悩みは、何と言ってもかゆみだろう。患者さんのなかには、「かゆみ」という言葉を見ただけでかゆくなってくる方がいるに違いない。かゆみの辛さは、自覚症状というところにある。本人にとってどれほどの大変な苦痛であっても、…
今も少し触れたように、ステロイド剤を長期使用していると、副腎ではホルモン分泌のバランスが崩れてくる。患者さんの脳からは、外部からホルモンがつねに供給されるという指令が出された状態になっている。このままステロイドの使用を中止するとリバウンド…