バラ花びら抽出工キス

アトピー性皮膚炎を改善する道は、まずかゆみを抑えることから始まる。しかし、一度、かゆみが始まってしまうと、そう簡単に消せるものではない。
かゆみ対策で一番重要なことは、当たり前のことだが、樺くならないようにすることだ。今まで紹介したバラ花びら抽出エキスと水溶性キトサンの二つの素材は、その作用特性から、津いというアレルギー症状が起こらないように働いてくれる。
アトピーの患者さんにとって、癖みのない日々がどれくらい嬉しいか説明の必要はないと思う
が、まず飲んでかゆみを防ぐバラ花びら抽出エキスから説明したい。先の章と重複する部分もある
が、それは大事な部分であるのでご了解いただきたい。
バラは、野生種として100以上の種類があり、この野生種から改良を重ねられた園芸用の品
種は3000種とも、それ以上とも言われている。
観賞用として広く愛されてきた一方、バラにはいろいろな薬理効果が伝えられてきた。たとえ
ば、花から分離した精油には睡眠作用や頭痛を和らげる作用があるとか、保湿性に富んでいるた
めに肌の潤い効果があるとか、シワやシミを防ぐ美容効果もあると伝えられている。
そうしたバラの薬理効果が研究されるうち、バラの花びらに、興味深い新しい作用が発見された。
この作用こそ、バラ花びら抽出エキスが持つ非常に効果的な抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用、抗酸化作用である。
バラ花びら抽出エキスの抗アレルギー作用は、効果的であるばかりか、まったく新しい作用機序である。作用機序とは難しい言葉だが、「効果が発揮される筋道」とか「効果が現れるメカニズム」という意味である。
詳しいメカニズムは後で触れるが、バラ花びら抽出エキスの抗アレルギー作用を簡単に言うと、
アレルギー反応を起こす遊離ヒスタミンを出させないようにする働きになる。もっと分かりやす
く言えば、アレルギー反応の根元を絶つ、我慢できないアトピー性皮膚炎のかゆみを起こさせない。


バラ花びら抽出エキスは、このまったく新しい作用機序の抗アレルギー作用でアトピー性皮層、花粉症、瑞息といったアレルギーの諸症状を改善するほか、美容と「体質改善」にも絶大な効果を発揮する。
美容と体質改善効果も見逃せないが、バラ花びら抽出エキスには、場所と時間を構わず襲って
くるあのかゆみを防止する効果がある。「ダブルブロック法」にバラ花びら抽出エキスを使う理由
は、バラの花びらが持つこの効果を活用するためである。