抗アレルギー剤

抗ヒスタミン剤というのは、アレルギー反応のさいに肥満細胞(マスト細胞)が壊れて遊離してくるヒスタミンと結合して、不活性化させるものです。 それに対して抗アレルギー剤は、肥満細胞からのヒスタミンなどの化学物質の遊離を抑制するなど、一連のアレル…

遠赤外線の効果に注目する

水を睦らせ、水に活性を与えるのが〃遠赤札払講 なのです。私たちは太陽から放射される光によって生きています。これは水,とて同じことです。水道の浄水場は、例外なく太陽のも‘とにさらきれていて、その太陽光線で水に活性を与える仕組みになっています。 …

抗ヒスタミン剤

かゆみを抑える薬で、以前から広く使われているのが抗ヒスタミン剤です。一九三七年に、致死量のヒスタミンからモルモットを救う作用が、ある種のフェノール、アミノァルコールのエステルなどに見いだされ、これが抗ヒスタミン剤発見のきっかけとなり、一九…

アトピー体質の人は、活性酸素を消すSODが不足している

◎年齢とともに、活性酸素を無害化する武器が減っていく 私たちの身体のメカニズムから見れば、普通に発生する活性酸素に対応するだけのSOD酵素が作られている。この状態であれば、活性酸素の害を格別に恐れることはない。しかし、何気ない日常生活の環境…

「体質改善」のメインテーマは活性酸素にある 

アトピー体質の怖さは、症状が良くなっても、火種が残っているかぎり、忘れた頃にまた症状がぶり返すことにある。それが2年先か、3年先か、あるいは5年先かは分からないが、火種が残っている限りその危険は決して消えない。たとえば、小学校の頃にアトピー性…

ステロイド外用剤

塗り薬のなかで、最もよく効くのがステロイド外用剤です。ヒトの副腎皮質から分泌されるグルココルチコステロイドの誘導体を、湿疹や皮膚炎のある患者に塗り薬として初めて使ったのが一九五二年で、当時としてはそれまでの古典的な薬と比較して素晴らしい治…

塗り薬

成人型のアトピー性皮膚炎でも、年とともに良くなって行き、五十歳以上のアトピー性皮膚炎は本当にごく少数です。アトピー性皮膚炎の子どもを診察に連れて来る母親の手がちょっと荒れているようなときに、「おかあさんは小さいころにアトピー性皮膚炎があっ…

肉・魚・めん類・・・食卓に〃汚染″が並んでいる

/:…:…・………:.…………::…:…::野菜ばかりではありません。肉や魚にも汚染は広がっているのです。私たちが毎日食べている肉類は、どのようにして生産されているか注目してみたことがありますか? 牛、豚やニワトリは、牛舎、豚舎、窪塞壱いう狭苦しい空…

アトピー性皮虐炎と遺伝

アトピー性皮唐炎の家族内同症の頻度について、日本および海外で一九三○年から最近までに報告されている統計を見ますと、一五・六%から六六・七%となっています。アトピー性皮膚炎に関しては、歴史的に多くの同義語があると同時に、その診断に関しても、報…

情報が乏しい

「アトピー性皮膚炎の予防または食生活との関係」「アトピーに対して食事で気をつけなければならない点など教えていただきたいと思います」「食事に気をつけているが、本人に好きぎらいがあるため、思うようになりません。野菜をたくさん食べさせたいのです…

診断基準を確立すべく

アトピー性皮膚炎の病因にIgEが直接関与しているのではないかと考えられています。 しかし一方では、ぜんそくや鼻炎といった気道アトピーを合併しないアトピー性皮層炎の患者のIgEは正常値のことが多く、逆に寄生虫症などではIgEが高くなるのに皮膚…

ハウスダストの恐怖

わが国で〃アトピー性皮膚炎″という病名が紹介されたのが1960年代の半ばだったので、だいたい70年経過したいうことになります。しかしアトピーになる原因の1つにハウスダストがあるということが分かったのは、1980年代になってからのことだったのです。 1960…

腸内環境の乱れに原因

腸内の空間は、腸内細菌の全体の数もだいたい決まっている。したがって、善玉菌の勢力が拡大されると、その分、悪玉菌の勢力が殺がれることになる。こうなると栄養の分解・吸収能力が高まり、私たちの健康状態は良好に保たれるようになる。逆に、悪玉菌の勢…

春に多く発病

アトピー性皮膚炎と季節の関係はどうでしょうか。日本では、春三月ごろ発病したり、症状が悪化することが多いようです。前記の太藤先生と上原先生は、数年間、三月に京都市内で集団検診を行い、湿疹の発生頻度を調べました。その結果、表のように、乳児(三’…

語源は「奇妙な病気」

二十世紀初めに、アレルギーの基礎的な発見とともにアレルギーの概念が提唱され、その分野の研究が進展しました。クック先生らは、ぜんそくと枯草熱が遺伝的傾向がある病気であることを明らかにし、プラウスニッッ先生とキュストナー先生はぜんそく患者の血…

美しい野菜に隠された危険

変皮肉なことですが、現在、アメリカでは和食がブームになっています。なぜ皮肉なのかというと、戦後の食生活を高タンパク・高脂肪に変えたのは、当時、進駐してきたアメリカでした。脂肪や砂糖を大量に摂取することを教えてくれたのもアメリカ軍だったので…

「植物性脂肪は体にいい」というのは本当か?

脂肪について、動物性脂肪のみが悪玉であるように誰もが書き、言ってきました。それでは植物性脂肪は未砺当に善玉なのでしょうか。私たちが摂取している脂肪には、飽和脂肪酸,と一価不飽和脂肪酸、そしてリノール酸か唇があります。 飽和脂肪酸と一価不飽和…

二次的に生じてきた現象

ところで、アトピー性皮膚炎が接触アレルギーで引き起こされるとするならば、原因となる物質(抗原)を皮膚に塗ってパッチテストをすると陽性になるはずです。ところが、ザルッバーガー先生が一九三三年に初めてアトピー性皮膚炎を提唱したとき、アトピー性…

砂糖を断つにはどうすればよいか

アトピーを治すためには、砂糖をシャットアウトしないとダメということはお分かりいただけたと思います。 しかし、食物の中でも砂糖は中毒率が高く、今まで過剰に摂っていた人が急に摂ることをやめると、禁断症状がでてきます。イライラしたり、物事に対して…

糖分

糖分はブドウ糖に変化し、脂肪や筋肉に蓄えられます。そしてそれがエネルギーに変換するときには、大量のビタミン日が必要ときれます。ビタミン日はカルシウムを体内に採り入れるために必要になります。ですから糖分の摂りすぎはビタミン日を大量に使うため…

アトピー体質の人は腸内環境が乱れている

実は、アトピー性皮膚炎に対処するうえで、有力な素材を配合したもう一つのバラ花びら抽出エキスがある。有力な素材とは、腸の環境改善に大きな力を発揮してくれる乳酸菌生産物質である。 アトピー性皮膚炎や花粉症の患者さんで、腸内環境が良好に保たれてい…

善玉菌優勢の腸内環境

善玉菌優勢の腸内環境は、アトピー体質の改善にも効果がある 乳酸菌生産物質は、腸に届いて善玉菌優勢の腸内環境を実現する。そのことで腸内環境が改善され、腸内環境の乱れによるいろいろな症状を軽快に導いてくれる。もちろん、バラ花びら抽出エキスに含ま…

腸管免疫寛容

胃などで食べ物が消化された後、腸で分解と吸収が行われる。栄養を摂り入れる最前線であり、身体の内と外の境界線と言うこともできる。侵入してきた細菌やウイルスも、この腸管から体内への侵入を図ろうとする。腸管は身体の免疫の中心であり、腸には免疫の…

人工皮層から工業分野まで、キトサンは幅広く使われている

「飲む」ことと「塗る」ことを併用すれば、体の内側と外側からアレルギー反応を未然に防ぐことができる。そのことで、アトピー性皮膚炎の患者さんを悩ませる津みを解消する。それが「ダブルブロック法」という画期的なアレルギー反応抑制法、捧みを起こさせ…

バラ花びら抽出工キス

アトピー性皮膚炎を改善する道は、まずかゆみを抑えることから始まる。しかし、一度、かゆみが始まってしまうと、そう簡単に消せるものではない。かゆみ対策で一番重要なことは、当たり前のことだが、樺くならないようにすることだ。今まで紹介したバラ花び…

成人型アトピーこそ、「体質改善」の同時実行が絶対に必要

成人型アトピーこそ、「体質改善」の同時実行が絶対に必要これに対し、青年期や成人のアトピー性皮膚炎は、少々厄介だ。「ダブルブロック法」で樺みをシャットアウトし、食習慣や生活習慣を改善してもそう簡単に治るものではない。それだけ免疫のズレが複雑…

離脱を図る

長期のステロイド剤使用者は、併用しながら離脱を図っていくアトピー性皮膚炎で治療を受けている人は、医師から処方された薬を使われていると思う。そうした方の中に、この「ダブルブロック法」を並行しても大丈夫なのだろうか、と思われる方がいるに違いな…

睡眠不足がアトピーを治りにくくしている

アトピー性皮膚炎が治りにくい病気とされる理由の一つに、樺みによる睡眠不足がある。では、なぜ睡眠不足がアトピーを治りにくくするのだろうか。その理由は、睡眠とホルモン分泌の関連にある。ステロイド剤は、副腎皮質ホルモンの一種である糖質コルチコイ…

活性酸素がアトピー体質の元凶になる三つの理由

◎活性酸素がアトピー体質の元凶になる三つの理由活性酸素はガンや生活習慣病でその弊害はつねに指摘されているが、アトピー性皮膚炎を始め、花粉症、あるいは瑞息といったアレルギー疾患にも深く関係している。現実に、アレルギー疾患の患者さんを調べると、…

耐えられない窪みが、アトピー患者の最大の悩み

アトピー性皮膚炎の患者さんの悩みは、何と言ってもかゆみだろう。患者さんのなかには、「かゆみ」という言葉を見ただけでかゆくなってくる方がいるに違いない。かゆみの辛さは、自覚症状というところにある。本人にとってどれほどの大変な苦痛であっても、…